バイブコーディングをやってみたいけれど、どうやって始めればいいのか分からない。あるいは、毎日の反復作業を自動化したいけれど、プログラミングなんてやったことがない。この記事は、そういう人に向けて書いています。
生成AIの発展で、コードを書く作業は自然言語でもできるようになりました。「こういうことをするツールが欲しい」と日本語で伝えれば、AIがコードを書き、動かすところまで手伝ってくれます。バイブコーディングをするための生成AIの一つが「Claude Code」です。この記事では、Claude Codeを使ったバイブコーディングをできるように、環境を作るまでを順に解説します。
1. はじめに
どんなことが解決できるのか
バイブコーディングをすると、たとえばこういう作業を自分の手で片づけられるようになります。
- 複数のExcelファイルを毎回手で集計している
- 決まった規則でファイル名を一括変更したい
- CSVを別の形式に変換する作業を繰り返している
- 大量のデータから条件に合う行だけ抜き出したい
- 定型のレポートやメールの下書きを用意したい
これまで、こうした作業は「プログラミングができる人に頼む」か「手作業で耐える」かのどちらかでした。自然言語でコードを書ける今は、その間を自分で埋められます。
準備するものは2つ
準備するものは多くありません。基本は次の2つだけです。
- Claudeのプラン契約 … Claude Codeを使うための有料プラン
- VS Code … AIと一緒にコードを書くための、無料のエディタ
この2つを用意して、つなぐところまでが、この記事のゴールです。順番に見ていきましょう。
2. Claudeのプラン契約
無料プランでは使えない
バイブコーディングをする場合、Claudeの無料プランではバイブコーディングができません。月額20ドルのProプラン以上、またはAPIの従量課金が必要です。無料のClaudeチャットは使えますが、Claude Codeはそこに含まれていません。
バイブコーディングをするにはPro以上の有料プランが必要です。無料プランではチャットのみ。
プランは次のとおりです(料金・制限は2026年6月時点。最新は公式の料金ページで確認してください)。
| プラン | 月額 | Claude Code | 目安 |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | 使えない | チャットのみ |
| Pro | $20 | 使える | 週数回程度 |
| Max 5x | $100 | 使える | 毎日使う個人開発でも余裕 |
| Max 20x | $200 | 使える | かなり多く使う人向け |
| Team | $30/席〜 | 使える | チーム利用 |
| API | 従量課金 | 使える | 使った分だけ支払い |
これからバイブコーディングを始めるなら、まずはProプランからで十分です。最初は、自分がどれくらい使うのか分かりません。しばらく使って使用量を確認し、必要に応じて調整するのがいいと思います。

私は、ProとMax 5xの両方を使ってきました。個人的な感覚になりますが、中規模の画像認識システムを作っていたときは、Proプランでは使用制限に何度も引っかかり、バイブコーディングが途中で止まってしまいました。そのたびに、Proのまま制限を回避するためにAPIの追加課金をして再開する——これを繰り返すうちに、課金額がかさんで、結局Max 5xとほぼ同じ金額に達してしまいました。それを機に、Max 5xへ切り替えました。
Max 5xには、Web版ClaudeでOpusを使えるクレジットも含まれます。個人開発をする人や、プログラミングを専任でやる人にとっては、ちょうどいいプランかもしれません。
契約の手順(まずはPro)
それでは、Proプランを契約します。
claude.com にアクセスし、メールアドレスかGoogleアカウントでサインアップします。

サインイン後、設定からプラン(Upgrade)を開き、Proを選びます。

クレジットカード情報を入力して契約を完了します。これでClaude Codeを使う準備ができました。
3. VS Codeの導入
VS Codeをダウンロードする
VS Code(Visual Studio Code)は、Microsoftが無料で提供しているコードエディタです。コードを書くための高機能なメモ帳のようなもの、とイメージしてください。WindowsでもMacでも使えます。
公式サイトにアクセスすると、お使いのパソコンに合ったダウンロードボタンが表示されます。これをクリックしてインストーラーをダウンロードします。

MATSU似た名前の「Visual Studio」とは別物です。ダウンロードするのは「VS Code」のほうです。
VS Codeをインストールする
ダウンロードしたインストーラーを開き、画面の指示に従って進めればインストールは完了します。


VS codeを開いた画面
公式サイトから入手すれば最新版が入るので、バージョンは基本的に問題ありません。念のため確認したい場合は、メニューの「Help(ヘルプ)」→「About(バージョン情報)」で見られます。Claude Codeの拡張機能には VS Code 1.98.0以上 が必要です。


バージョン情報の詳細
すでにVS Codeを使っている人は、バージョンが1.98.0以上か確認だけしておきましょう。古いと次の拡張機能が入りません。
4. プラグイン導入とClaudeのサインイン
Claude Code拡張をインストールする
VS Codeを開き、左側のアイコンが並ぶ列から「拡張機能」を開きます。検索ボックスに「Claude Code」と入力すると、Anthropic製の拡張機能が出てきます。これを選んで「インストール」をクリックします。




Claudeにサインインする
インストールが終わったら、Claude Codeを開きます。ファイルを開いた状態で、エディタ右上に表示される星のようなアイコン(Sparkアイコン)をクリックすると、Claude Codeのパネルが開きます。


初めて開くとサインイン画面が出るので、「Sign in」をクリックします。ブラウザが開いて認可を求められるので、先ほど契約したアカウントで承認します。これでVS CodeとClaudeがつながります。


Claude.ai Subscriptoinを押すと出てくるウインドウ


claudeのアカウントとVS code接続をするためのウィンドウ
セットアップできたか確認する
サインインが終わると、Claude Codeのパネルに入力欄が表示されます。ここに指示を打ち込めるようになっていれば、セットアップは完了です。


これで、バイブコーディングを始める環境が整いました。
5. まとめ
最後に、この記事の要点を振り返ります。
- バイブコーディングの選択肢の一つがClaude Code
- プランはProプランからスタートするのがおすすめ
- VS Codeをインストールして拡張機能を導入・サインインすれば、すぐに使える
使用したデータ・画面はすべて解説用です。料金・仕様は2026年6月時点。最新は各公式ページで確認してください。

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